人を動かす
D.カーネギー
1958初版
「常に相手の立場から物事を考える」
紀元前100年、ローマの詩人パブリアス・シラス
「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」
エルバート・ハバート
「家を出るときはいつでも顎を引いて頭を真っ直ぐに立て、できるかぎり大きく呼吸をすること。
〜〜やりたいことをしっかりと心の中で決める。
〜〜心の働きは至妙なものである。正しい精神状態、すなわち勇気、率直、明朗さを常に持ち続けること
●人に好かれる6原則
1:誠実な関心を寄せる
2:笑顔で接する
3:名前は当人にとって最も快い最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない
4:聞き手にまわる
5:相手の関心を見抜いて話題にする
6:重要感を与えるー誠意を込めて
不快な状況に直面したとき、まず現れてくるのは自分の立場を守ろうとする本能。
冷静に構え最初の反応を警戒する必要がある。
あなたの最悪の人柄が突出し最善の人柄が隠れてしまうかもしれない。
「腹を立ててはいけない」何に腹を立てるか、それ次第で人間の大きさが決まってくる。
●人を説得する12原則
1:議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける
2:相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない
3:自分の誤りをただちに快く認める
4:おだやかに話す
5:相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶ
6:相手にしゃべらせる
7:相手に思い付かせる
8:人の身になる
9:相手の考えや希望に対して同情を持つ
10:人の美しい心情に呼びかける
11:演出を考える
12:対抗意識を刺激する
●人を変える9原則
1:まずほめる
2:遠回しに注意する
3:まず自分の誤りを話した後、注意を与える
4:命令をせず、意見を求める
5:顔を立てる
6:わずかなことでもすべて惜しみなく心からほめる
7:期待をかける
8:激励して能力に自信を持たせる
9:喜んで協力させる