工業簿記①入門 〜ふくしままさゆきさん動画より
*材料、賃金、経費を直接経費と間接経費に分ける
・直接経費は消費すると仕掛品に振替
・間接経費は消費すると製造間接費に振替
・一旦製造間接費に振り替えたものを「配賦」して仕掛品に振り分ける
・配賦=配分:
何らかの基準(機械の稼働時間とか)に沿って配分する→特に決まりはない
▼参照動画:1(非常にわかりやすい)
https://youtu.be/trJ3tB4hqxk?t=3458
※この勘定連絡図を覚えること!
製造原価は売れて初めて費用になる、それまでは「仕掛品」(資産)
▼参照動画:2(1の続き)
https://youtu.be/trJ3tB4hqxk?t=3895
原価計算の種類(重要!)
▼参照動画:3
https://youtu.be/trJ3tB4hqxk?t=4565
【簿記】3級復習(総復習問題)
【引取運賃】(いつも混乱)
購入(仕入)にかかった支出(引取運賃)は取得原価に含める
【借入金と貸付金】(勘定科目の混乱)
A社はB社から現金100万円を借り入れ、その証拠にB社は約束手形をA社に振り出した
A社側→現金1,000,000/手形借入金1,000,000
B社側→手形貸付金1,000,000/現金1,000,000
【受取商品券】(勘定科目名を忘れがち)
【損益の仕訳】(損が出たらどうするんだっけ?)
売上1,000,000/損益1,100,000
受取手数料100,000
+
損益1,000,000/仕入600,000
給料300,000
支払利息100,000
↓
損益100,000/繰越利益剰余金100,000
【差入保証金】(敷金の勘定科目)
【支払手数料】(仲介手数料の勘定科目)
【未払金】単発の売買取引
【未払費用】継続的なサービス
【固定資産の売却】
減価償却累計額→売るときに取り崩す
売却額+累計額/購入時の金額→差額が固定資産売却損益になる
(簿価は購入時1,000,000−減価償却累計額200,000=800,000)
【貸倒損失】
決算をまたがずに貸し倒れたら→貸倒損失
【貸倒引当金Bad Debt だからBDと省略
【償却債権取立益】
貸倒引当金を決算を跨いで回収できたときに使う科目
【減価償却】
期中で購入した場合、月割に注意
【仕入】
「期首在庫」「期末在庫」出てきたら「しーくりくりしー」やってねの合図
【消費税】
税抜方式
<購入時>
仕入500,000/現金550,000
仮払消費税50,000
<売上時>
売掛金2,200,000/売上2,000,000
仮受消費税200,000
<期末>
仮受消費税6,000,000/仮払消費税5,000,000
未払消費税1,000,000
<納税時>
未払消費税1,000,000/当座預金1,000,000
※受け取った消費税と支払った消費税の差額を納めることになってる
【法人税】
<翌期>半額を納める
法人税等1,200,000/仮払法人税等200,000←消える
未払法人税等1,000,000
【配当】
繰越利益剰余金2,200,000/未払配当金2,000,000
利益準備金200,000
<所得税を差し引いて支払>
未払配当金2,000,000/当座預金1,600,000
預り金400,000
【簿記】3級復習(税金、伝票、精算表)
★税金
・モノを購入・消費するとかかるもの
・モノを所有・使用しているとかかる
⇨自動車税、固定資産税
・儲けにかかる
<消費税の支払>
売上等で預かった消費税⇨仮受消費税<負債>
支払にかかった消費税⇨仮払消費税<資産>
【決算整理仕訳】
仮受消費税7,000,000/仮払消費税5,000,000
/未払消費税2,000,000
【翌期の期中仕訳】
未払消費税2,000,000/当座預金2,000,000
<法人税の支払>
【決算整理仕訳】
↓
翌期5/31(決算から2ヶ月以内)までに納税する
【支払時の仕訳】
↓
翌期11/30までに暫定額を前払
暫定額・・・①前期の半額②6ヶ月分の仮決算で算出
【支払時の仕訳】
↓
【税額決定】
未払法人税1,000,000
★伝票
・振替伝票⇨現金が仕訳に出てこない
・入金伝票⇨借方は絶対に「現金」
・出金伝票⇨貸方は絶対に「現金」
伝票や仕訳日記帳⇨(日計表)⇨総勘定元帳
★精算表
※注意
負債っぽいけど・・・
貸倒引当金⇨マイナスの「資産」
減価償却累計額⇨マイナスの「資産」
<精算表作成の流れ>
①修正記入列に決算整理仕訳の数値を入力
②試算表列と修正記入列の合計をBS列とPL列に分けて入力
③PL列の借方・貸方合計の差額を算出(これが当期純利益/損失)
④③の値をBS列に入力する
【簿記】3級復習(決算整理-1)
1.現金過不足が原因不明な場合は「雑益」「雑損」へ振替
2.当座がマイナスの場合は「当座借越」勘定へ振替
→当座借越の勘定科目が使えない場合は「借入金」でOK
3.費用処理したけど期末に残った項目を貯蔵品に振替
4.前払・前受/未収・未払の計上
(○年分、○ヶ月分の費用を資産または負債に振替)
【計上のタイミングについて】
・掛け販売が成立→売掛金/売上
↑権利・義務の確定したタイミングで計上する
・・・ことになっているが・・・
商品売買→◎
固定資産→◎
受取利息や受取家賃など→×
経費など→×
実際は×の場合もある、このときは入出金のタイミングで仕訳している
この「現金主義」で仕訳したものを決算時に発生主義に変換する
【簿記】3級復習(純資産、決算の全体像)
★資本金→預金の残高とは一致しない、使っても減らない、今まで出資された金額の累積値、企業規模を測る目安
【決算整理】
諸収益50,000,000/損益50,000,000(収益を消す)
損益 40,000,000/諸費用40,000,000(費用を消す)
損益10,000,000/繰越利益剰余金10,000,000(損益を消す)
★繰越利益剰余金→今まで得た利益の累積値
【剰余金を使うとき】
繰越利益剰余金5,000,000/利益準備金5,000,000
(勘定科目の変更)
【借入金と資本金の違い】似ているけど性質が違う
借入金:銀行から借り入れる、返済義務あり(負債)、利息支払う、株主総会出席できない
資本金:株主に株式発行する、返済義務なし(純資産)、配当を支払う、株主総会に出席できる
【BSとPLの性質】
BS→財政状態
PL→経営状態
BSとPLは「繰越利益剰余金」(BS)と「当期純利益」(PL)でつながっている
<決算の流れ>
①期中仕訳の集計(前TBを作成)
②決算整理仕訳作成
③決算整理仕訳を折り込み再集計(後TB)
↓
公表